花粉症
2017年03月31日更新 2017年03月06日公開

花粉症にはヨーグルトが効くって本当?

花粉症の原因には免疫システムが関わっているとされています。免疫システムを整える効果が期待できるとして、ヨーグルトが注目されています。ここでは、花粉症とヨーグルトのもたらす作用について、ドクター監修の記事で解説します。

花粉症の原因には免疫システムが関わっているとされています。免疫システムを整える効果が期待できるとして、乳酸菌やビフィズス菌を含むヨーグルトが注目されています。免疫とアレルギーの関連性や、花粉症対策にヨーグルトを活用するメリットについて解説します。

花粉症対策にヨーグルトが注目されている理由

免疫とアレルギーの関連性

近年、アレルギー疾患に悩む人の数は増加傾向にあるとされています。一説によると、昔に比べて衛生環境が改善した事が背景にあるとされています。新生児の頃から衛生状態のよい環境におかれることで、感染症リスクが低下した半面、アレルギーへの免疫システムが働かなくなっていると指摘されています。免疫システムが役割を発揮するためには、私たちの体内にあるT細胞の活性化が必要と考えられています。白血球内に存在するT細胞は、ウイルスや細菌に感染した細胞を発見・排除する役割を担っています。このT細胞の分化に影響を与えるとして、乳酸菌やビフィズス菌など微生物に注目が集まっています。

花粉症対策としてのヨーグルト活用

乳酸菌やビフィズス菌を含む食品として、ヨーグルトが知られています。中学生を対象に行った一部の調査によると、ヨーグルトや乳酸菌飲料をよく摂取する学生は、比較的アレルギーが少ない事が報告されています。このように、ヨーグルトに含まれる微生物が花粉症の症状改善をもたらす可能性について期待が寄せられています。

ヨーグルトによる花粉症への効果とは?

免疫の司令塔ともいわれるT細胞には複数の種類があり、これらが互いに影響し合いながら免疫システムを構築しています。しかし、T細胞同士のバランスが変化すると免疫システムが異常をきたし、外的な刺激に対して過剰に反応してしまいます。これによってアレルギーを発症する事が花粉症の原因と考えられています。このため、花粉症への対策として、免疫システムを改善する事が重要視されています。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内の免疫機能を正常に保つ働きがあるといわれています。近年では特徴的な機能や効果があるとされる乳酸菌の研究が進んでいます。一部の研究によると、花粉症患者が「L-55乳酸菌」を含むヨーグルトを継続的に飲用したところ、くしゃみや眼のかゆみが減少したと報告されています。また、アトピー性皮膚炎の患者に「L-92乳酸菌」を用いて行った試験でも、症状改善が見られたと報告されています。

花粉症対策としてヨーグルトを食べるタイミング

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は継続的に摂取することで、より効果が期待できると考えられています。花粉症対策には、花粉の飛散が始まる前からヨーグルトをとり入れる事がおすすめです。早いうちからヨーグルトを継続的に食べる事で、つらい症状の出現を遅らせることにつながるかもしれません。飛散量がピークになってから慌ててとり入れるのではなく、花粉のシーズンに入る前から継続的にヨーグルトを食べることをおすすめします。

暮らしの中で花粉症対策を

つらい花粉症への対策には、食事をはじめとする生活習慣の改善が重要といわれています。

・睡眠時間を十分に確保する

・規則正しい生活を送る

・バランスよい食事を心がける

・ストレス解消、適度な運動をとり入れる

・お酒の飲み過ぎ、喫煙をできるだけ控える

このような生活習慣の改善は、免疫のバランスを正常に保つことにつながるとされています。花粉のシーズンが到来する前に、まずは生活全体を見直してみましょう。

花粉症には免疫システムが深く関係していると考えられています。こちらでご紹介したヨーグルトの活用をはじめとして、食事や睡眠などの生活習慣を見直し、健康的な生活を心がけましょう。

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