便秘・下痢
2018年04月16日更新 2017年12月25日公開

赤ちゃんの便秘対策にも!ヨーグルトを使った離乳食レシピ6選

赤ちゃんが何日もうんちが出なくて苦しそうにしていたら、ママはとても心配になります。大人と同様、赤ちゃんにもヨーグルトの乳酸菌やビフィズス菌は有効に作用します。ヨーグルトを使った離乳食レシピで、便秘の予防・改善をサポートしましょう。

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赤ちゃんが急に何日もうんちをしなくなると、とても心配になるものです。何日出ていなければ便秘になるのでしょうか。まずは便秘の定義を知り、赤ちゃんが便秘になる原因についても見ていきましょう。そのうえで、便秘解消のサポートとなるヨーグルトの効果と、おすすめの食べ方をご紹介します。

何日出ていなければ便秘になる?

便秘とは、排便が3日以上ない状態、または習慣的な排便があっても残便感がある状態と定義されています。[1][2]ただ、赤ちゃんの場合は2~3日うんちが出なくても、機嫌がよく食欲があり、排便時に痛がったり苦しそうにしていなければ心配する必要はないとされます。数日置きにでも習慣的に排便があり、本人も苦しい様子がなければ、便秘ではないでしょう。[3]

赤ちゃんが便秘かどうか見極めるポイントは、排便の間隔よりも、排便時の様子と言えます。排便時に苦しむようであったり、便が硬くてスムーズに出ないときは、便秘と言えます。長引かせないよう対処してあげましょう。ただし、1週間以上間隔が開く状態が続く場合は疾患が隠れている可能性もあるので、一度医療機関を受診してください。

赤ちゃんに限らず、便秘を改善するには、まず原因が何かを知る必要があります。これを間違えると適切な対応ができないだけでなく、場合によっては悪化させてしまうこともあるので注意してください。赤ちゃんが便秘になる主な原因について見ていきましょう。

赤ちゃんが便秘になる主な原因

離乳食前の低月齢で、かつ母乳育児をしている場合は、母乳不足が考えられます。便秘の症状以外に機嫌が悪い、体重が増えないなどが見られたら、母乳が足りていない可能性が高くなります。授乳時に30分以上おっぱいを離さなかったり、おっぱいを頻回に欲しがる場合も、母乳が足りていないサインと言えます。

離乳食開始後の場合は、食物繊維の不足や水分不足が考えられます。[3]このケースでは、離乳食メニューを工夫することが大切です。がんこな便秘のときは薬のサポートで一度腸内をきれいにし、くり返さないために食事メニューを見直しましょう。この際、薬は小児科に相談したうえで処方してもらってください。

また、まれなケースではありますが、腸の形や機能異常により便秘になる場合もあります。[2]1週間以上の便秘が何度もくり返されるようであれば、医療機関に相談してください。

ヨーグルトで腸内バランスを整えよう

離乳食が始まると腸内細菌のバランスに変化が起こり、便秘になることが多い傾向にあります。離乳食開始後に始まった便秘ならば、予防・改善のサポートとしてヨーグルトを活用するのもよいでしょう。乳酸菌やビフィズス菌が腸内細菌のバランスを改善し、腸の働きを整える一助となります。ただし、離乳食で与えるヨーグルトは無糖ヨーグルトに限ります。

アレルギーの心配もあるので、ヨーグルトの使用はおかゆ、野菜、白身魚の段階が終わってからにし、食べさせるときは様子を見ながら少量ずつ与えてください。

ヨーグルトを使ったおすすめ離乳食レシピ6選

それでは、ヨーグルトを使った便秘解消に役立つレシピを、離乳食期ごとにご紹介します。

離乳食初期におすすめのヨーグルトレシピ

<レシピ:バナナヨーグルト(1食分)>

バナナにはオリゴ糖や食物繊維が多く含まれるので、組み合わせて食べることで整腸作用の相乗効果が期待できます。また、バナナの甘みがヨーグルトの酸味を抑え、食べやすくしてくれます。

食材:プレーンヨーグルト 大さじ1/完熟バナナ 1~2cm

  1. 完熟バナナを滑らかになるまでつぶします。
  2. ヨーグルトに混ぜたら完成です。

<レシピ:さつまいもヨーグルト(1食分)>

さつまいもにも食物繊維が多く含まれます。また、自然な優しい甘みがヨーグルトの酸味を抑え、食べやすくしてくれます。

食材:プレーンヨーグルト 大さじ1/さつまいものペースト 大さじ1/2(または大さじ1)

  1. さつまいものペーストとヨーグルトを混ぜたら完成です。

離乳食中期におすすめのヨーグルトレシピ

<レシピ:3色サラダ(1食分)>

食物繊維の多い野菜をヨーグルトで和えることで、整腸作用の相乗効果が期待できます。甘みの多い野菜を用いると、ヨーグルトの酸味が抑えられて食べやすくなります。

食材:プレーンヨーグルト 大さじ1/ブロッコリー(花蕾部分のみ) 5g/にんじん 10g/さつまいも(皮なし) 10g

  1. ブロッコリー、にんじん、サツマイモは、赤ちゃんの好みの固さに柔らかくゆで、食べやすい大きさにつぶします。
  2. 野菜にヨーグルトをかけたら完成です。

<レシピ:りんごとさつまいものヨーグルト(1食分)>

食物繊維を多く含む果物・芋類と、ヨーグルトの組み合わせでトリプルの効果が期待できます。

食材:プレーンヨーグルト 大さじ1/りんご 10g/さつまいも 10g

  1. りんごは皮をむいて5mmの角切りにします。
  2. さつまいもは皮をむいて5mmの角切りにし、水にさらしてアクを抜きます。
  3. 小鍋に切ったりんごとさつまいもを入れ、かぶるくらいの水を入れてりんごが赤ちゃんの好みの柔らかさになるまで煮ます。
  4. 3にヨーグルトをかけたら完成です。

離乳食後期におすすめのヨーグルトレシピ

<レシピ:サンドイッチ(1食分)>

食物繊維を多く含むさつまいもとヨーグルトペーストに、成長に不可欠な栄養素であるタンパク質を加えました。

食材:プレーンヨーグルト 大さじ1/さつまいも 20g/ツナ(ノンオイル) 10g/食パン(12枚切り) 1枚

  1. かぼちゃは柔らかくゆでてつぶします。ツナは一度ゆでこぼしておきます(※1)。
  2. つぶしたかぼちゃとツナ、ヨーグルトを混ぜ合わせます。
  3. 食パンは耳を落として半分に切ります。片方の食パンに2をのせ、もう片方の食パンで挟みます。
  4. 赤ちゃんが食べやすい大きさに切ったら完成です。

※1(ゆでこぼす):材料をゆで、沸騰したら(あるいは2~3分ほどゆでたら)ざるにあげてゆで汁を捨てること。

<レシピ:白身魚ソテーのヨーグルトかけ(1食分)>

食物繊維を多く含む玉ねぎ、ほうれん草とヨーグルトの組み合わせで相乗効果をねらいます。また、魚を焼く際に使う少量の油が、便の動きをスムーズにするサポートとなります。

食材:プレーンヨーグルト 10g/玉ねぎ 5g/にんじん 10g/ほうれん草 10g/白身魚 30g/植物油 少量

  1. 玉ねぎとにんじんはみじん切りにし、柔らかくゆでます。ほうれん草はゆでてみじん切りにします。
  2. ヨーグルトに1を混ぜ、ソースを作ります。
  3. フライパンを温めて少量の油を入れ、白身魚に火が通るまで両面を焼きます。
  4. 焼けた魚にヨーグルトソースをかけたら完成です。

まとめ

赤ちゃんは、生まれた直後は体にもっとも優しい母乳やミルクだけで過ごします。それが、離乳食が始まることで未知の食べ物が腸内に入ってくるのですから、腸内細菌のバランスが崩れて便秘などの症状が現れるのも無理はありません。多くの赤ちゃんに起こりうる現象なので過度な心配はせず、メニューや食べ方を工夫しながら様子を見てください。ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、腸内環境を整えるのに効果的に作用します。便秘対策のひとつとして活用してもいいでしょう。ご紹介したレシピを参考に、赤ちゃんに合ったメニューをとり入れてみてください。ただし、便秘にはまれに疾患が隠れている場合もあります。排便間隔が開きすぎたり、そのような状態が続くときは医療機関に相談してください。

参考文献

  1. [1]便秘の定義と便秘体質
  2. [2]こどもの便秘/日本小児栄養消化器肝臓学会 http://www.jspghan.org/constipation/files/pamphlet.pdf
  3. [3]赤ちゃんのうんち、どう?/愛媛県医師会 http://www1.ehime.med.or.jp/epa/booklet/baby%20poo.pdf

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