ヨーグルトの選び方・食べ方
2017年03月22日更新 2017年03月06日公開

乳に秘められた健康パワーがたっぷり!ラクトフェリンの魅力

ラクトフェリンを配合したヨーグルトなどの食品やサプリメントがあります。さまざまな効果が期待できるといわれているラクトフェリンですが、どのような効果が期待できるのかについて、ドクター監修の記事で解説します。

市販されているヨーグルトの中には、「ラクトフェリン」という成分が含まれている製品があります。このラクトフェリン、なんとなく耳にしたことがある人は多いと思いますが、実際にどういったもので、どのような健康サポートが期待できるのでしょうか。

ラクトフェリンとは

赤ちゃんは、たくさんの栄養素がつまった母乳で育ちます。母乳には、赤ちゃんに必要となる体を守るための機能なども含まれており、細菌やウイルスなどのリスクから守ってくれるのです。その赤ちゃんの体を守るための栄養素のひとつに、ラクトフェリンがあります。

ラクトフェリンは、さまざまな哺乳類の乳に含まれています。人間の乳の場合は、出産して5日後あたりまでの初乳にもっとも多く含まれているとされています。出産して3週間以降の母乳では、母乳100mlの中に約200mgのラクトフェリンが含まれていますが、初乳100ml中には、約600mgのラクトフェリンが含まれているといわれています。

ラクトフェリンをもっとも多く含んでいるのが初乳ですから、赤ちゃんの健康を維持するために欠かせない成分のひとつと考えられます。さらに、ラクトフェリンは、白血球のひとつである好中球や粘膜液、体内の外分泌液である涙や唾液、鼻汁などにも含まれていますので、外から入ってくるウイルスや細菌の攻撃から身体を守る防御因子のひとつといわれています。

ラクトフェリンが身体にもたらすメリット

1939年にラクトフェリンが発見されて以降、世界各国で研究が行われ、ラクトフェリンが持つさまざまなパワーが明らかになってきました。

ウイルスや細菌に負けない体づくり

身体を守ることに関して期待できる効果としては、感染防御です。ラクトフェリンには、ウイルスや細菌に対する直接的な抗菌作用と、身体が持つ免疫機能を高める作用の2つによって、病原菌の感染から守ります。実際に人を集めて行った臨床試験では、ピロリ菌や歯周病菌を抑制するという報告があり、注目を集めています。また、現状は動物実験による結果に留まっていますが、発がん予防やがんの転移の抑制にも役立つのではないかと、さまざまな活躍が期待されています。

健康の維持と増進をサポート

さらに、ラクトフェリンは私たちの健康維持と増進にも役立ってくれます。期待できることとしては、腸内に存在しているビフィズス菌を増加させ、腸内環境を整えることにつながります。さらに、不足しがちな鉄分の吸収サポートによって、貧血対策につながることも期待されています。

ラクトフェリンが含まれている食べ物とは

ラクトフェリンは、さまざまな哺乳類の乳に含まれていますので、牛の乳にも含まれています。しかし、人間の乳と比較するとラクトフェリンの含有量はとても少なく、ラクトフェリンの濃度は、人間の乳のおおよそ10分の1程度。また、乳製品の多くは殺菌のために製造途中に高温加熱をします。するとラクトフェリンが本来持っている機能が発揮できないという側面があります。

ラクトフェリンを摂取するには、ラクトフェリンを配合したヨーグルトやサプリメントなどの食品やサプリメントを摂取する方法が主流となっています。また、乳酸菌やビフィズス菌を豊富に含んでいて、腸内環境を整えるといわれているヨーグルトとは相性が良いといえます。

ラクトフェリンの一日の摂取量について

ラクトフェリンは、厚生労働省などが行った数々の試験において、問題となることはなく、高い安全性があると考えられています。ラクトフェリンにおける一日の摂取量や上限値などが定められているわけではありませんが、ヨーグルトやサプリメントに記載されている一日あたりの摂取量を守るようにしましょう。また、毎日続けてラクトフェリンを摂取することが望ましいと考えられています。

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